【葬送】「おい!鬼太郎」…目玉おやじ役の声優・田の中勇さん(産経新聞)

 目玉おやじの訃報を聞いて、“妖怪仲間”が葬儀場へ集まってきた。参列者は約130人。

 人気アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の目玉おやじ役を昭和43年の第1期シリーズから41年間担当した。ほかのキャラクターの声が世代交代しても、昨年終了した第5期まで変わらなかった。

 原作者の漫画家、水木しげるさん(87)は「大勢いる声優さんの中で、目玉おやじの声はとりわけ印象に残っている。やはり特別な存在だったね」。

 昭和7年、東京都生まれ。もともとは俳優で、劇団東芸などをへて44年、わが国初の声優専門の芸能事務所「青二プロダクション」へ創立メンバー17人の一人として参加した。

 キンキン声は地声ではないし、裏声でもない。地声はむしろ低いほうだったという。目玉おやじのほかに「天才バカボン」の本官さんもこの人だ。

 鬼太郎役を務め、「ドラゴンボール」の孫悟空役でも知られる声優、野沢雅子さんは「地声は耳にふわっと心地よく入ってくる声。だからあの声はタノさんの声域の一部を使って演じたお芝居です。でも演じ続けるうちに、目玉おやじとして生活している感じになっていました」。

 13日、心筋梗塞のため死去、享年77。

 祭壇は、白菊や紫の花で目玉の形に飾られた。焼香台のそばには、あぐらをかいた小さな目玉おやじの人形。手で触れるとあの甲高い声が聞こえてきた。

 「おい!鬼太郎」

(19日、東京都世田谷区の東京メモリードホール)

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